企業信用調査の中にある雇用調査とは

雇用調査ときくと、厚生労働省が実施している、雇用動向調査を思い出す人もいるかもしれませんが、探偵が行う雇用調査はこれとは違います。

探偵が行う雇用調査とは、雇用者である企業が、採用予定者の申告された経歴などに虚偽が無いかを調べる調査のことをいいます。
申告された経歴だけを調べるのではなく、その人の人柄や前職場での業績についてなど、深く調べようとすれば多くの情報を取り扱います。

この雇用調査で一般的に行われている調査手法として、聞き込み調査があります。
この聞き込み調査では、採用予定者の前職や周辺住民に身分を明かして、採用者の情報を集めるといった方法です。注意点としては、聞き込み時に身分を明かすので、調査をしているということが採用者の耳に入る可能性もあります。

企業信用調査では、企業から企業への調査だけではなく、企業から個人、個人から企業といったケースの調査依頼をおこなうことも出来ます。
雇用調査では、この企業から個人といった図式で調査が行われるのですが、従来の聞き込み調査だと、探偵の身分を明かしてしまうので、本人に気付かれてしまう可能性があったので、企業としてはあまり進んでおこなっていなかったように見受けられますが、最近ではデータ調査といった、各種のデータベース上にある情報から個人の業績などを辿る方法があったりもして、企業から個人への調査という案件が増えてきているようです。